(1月9日号)「大衆に還元―の姿勢を貫け」 
安倍晋三政権は持つのか。お正月、酒を飲みながら話がはずんだのではないでしょうか。わが家で酒を飲みかわしたベテランの政治記者ともその話になりました。一番の問題はシンがしっかりしていないことでしょうね。道路特定財源の件でもそうでした。問題提起はするけれども、あとは流れにまかす。自分で流れをつくって人を引っ張っていくことをしない。道路特定財源は思い切って高速道路の値下げに使えばいい。高速道路利用者の払っているガソリン税などが5000億といわれていますから、その分還元すれば20%は下げられます。少々の還元は行われるようですが、思い切ってやることです。その思い切りのよさがない。
経済3団体の会合では、もうかったカネを社員に還元してほしいとあいさつしましたが、トーンが弱いですね。いいことをいっているのに迫力がないから、きく人の心に伝わらない。大企業経営者を前にして、脅かすくらいのことをいわないと国民の拍手喝采は起きませんね。で、結論は参院選まで持つかどうか危ういという説まで出てきました。あと大臣のスキャンダルが2っ3っ出てくるというのです。こうなったら持ちませんね。松岡農相秘書のNPO承認の圧力?問題にしても、高市大臣が進んで発言しましたがちょっと変ですねぇ。功名争いでやっているのかと思ったりします。とにかくよい材料がないのです。政権スタート当初の訪中、訪韓は支持率を高めましたが、あれは外務省の事務次官以下のスタッフの見事な働きでした。唯一のプラス点が訪中韓ですから、これでは官僚に頭が上がりませんよ。内閣補佐官5人はどこにいるのか存在が見えません。官僚制度をぶっこわすのが安倍といわれながらパワーを感じません。どうも登用した人たちが実力不足です。
年賀状の届き方がおかしいですね。例年に比べ遅れています。これが民営化の結果なのか。郵便は赤字ですからいい加減になっているのか。それとも末端のたるみなのか。こちらも民営化したぞ、という迫力を感じません。
私は身体の調子もよく、おだやかな正月でした。ネイチャースクールは2月3日(土)〜4日(日)花嫁街道ハイキング、NPO「知的ねっと」は1月25日18:30から京王プラザホテル42Fで新年会(会費7000円)。4月24日に刊行する季刊「日本蕎麦」の準備、11月23日に毎日新聞から出版する単行本「ホームセンターの男」(仮題)の取材。それに日常的な取材と執筆。波のように押し寄せてきそうですが、確実にこなしていこうと思います。
みなさん、ことしもどうかおつきあい下さい。

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【2007/01/09 Tue 01:54 】 | 四方洋のコラム | comment(0) | trackback(0) |
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